【群馬で最も高いところ】
群馬県には、高いビルがあまりない。
1番高いビル。それは群馬県庁舎である。
地上33階地下3階建て、高さ153.8メートルを誇り、前橋や高崎の様々な場所から見つけることができる。
そんな群馬県庁舎の上層階には、食事ができるレストランが入っているのだ。
以前、最上階にある『YAMATOYA COFFEE』は、記事にしたので、良かったらチェックしてみてほしい。
【https://www.gummaumaimono.info/entry/2020/12/25/080625】
今回、ご紹介するのはこちらのお店。
『欧州料理レストラン ヴォレシーニュ』
ジョージアンハウスや、アルバート邸を運営する「スワングループ」の系列店だ。
県庁上層階という素晴らしい立地を活かし、夜景を楽しみながら食事ができるとのこと。
今回は、自分が誕生日だったこともありコース料理をセッティング頂いた。
どんな料理が出てくるかワクワクドキドキ。
真鯛を使用した一口ディッシュ
鮮度の良い真鯛はペロリと平らげてしまった。
こういうものを上品にゆっくり食べられるような大人になりたい。
手前の野菜は、小学校で習った「単子葉類の維管束」を思い出してしまったので、まだまだこういうおしゃれに慣れてない。
苺のソースと春野菜で彩るホタテマリネとフランス産チーズ
こちら、手前の赤いソースが苺仕立て。
苺とホタテ、はたまたカマンベールチーズという異色のコラボレーションに半信半疑。
しかしながら実際食してみると、苺の酸味とホタテの甘味、チーズの香りがなんとも相性良し。
新しい発見を得ることができた。
フォアグラのクレームブリュレ
次のメニューも一捻りあり。
冷製のフォアグラブリュレは表面がパリパリに仕上がっており、フォアグラの濃厚さを感じることができる。
まったりとした質感で、甘さはさほど感じない。
大人な味といったところだ。
パン
熱々のパンが到着。
バターをたっぷり塗って食べると美味いなぁ。
季節野菜の春色ポタージュ
ジャガイモのポタージュに、赤かぶのアクセント。
お皿のフチには、桜に象られたカブ?大根が。
ポタージュを混ぜて、赤色を撹拌するとポタージュが桜色に染まる粋な演出。
真鯛と桜エビのルーロ 筍と浅利のナージャ仕立て
ルーロが何かわからない。
ナージャが何かもわからない。
ルーロとは、「巻いたもの」という意味らしい。
たしかに真鯛が巻かれており、中に桜エビが入っていた。(これがホロホロで柔らかくて美味い。。)
ナージャ仕立てとは、ソースとスープの中間くらいの液体に浮かべた料理のことらしい。
たしかに、スープにルーロが浮いており、このスープがダシが効いてて最高に美味しかった。
特選牛フィレ肉のロティと山菜のタルトガレットを添えて マディラ酒香る赤ワインソース
お待ちかねのメイン料理。
牛フィレ肉は極レアな仕上がりで、ホロホロ。
ナイフを入れるとスッと切れ、口の中では赤身の存在感を出しつつも噛み切りにくさは皆無。
噛めば噛むほど肉の旨みが口中に広がる。
赤ワインのソースも、フィレ肉にマッチ。
山菜のタルトガレットは、サクサクのパイ生地のような感じで軽快な食べ応え。
フィレ肉のお口直しにちょうどいい。
デザート
誕生日ということもあり、サプライズでプレートを用意頂いた。
こういうプレートは何歳になっても嬉しいものだ。
自家製のミルクプリン。
これは、お会計カウンターでも販売していたのでお持ち帰り可能だと思う。
まったり濃厚なミルク感で、美味い。
旬のフルーツ、パウンドケーキ、アイスクリームが盛り合わさっており、美味しくございました。
【まとめ】
贅沢をしたい時、勝負デートの時など是非選択肢の一つに入れて欲しいイチオシのレストラン。
料理は全てが工夫されており、美味しい。
【基本情報】
- 住所:群馬県前橋市大手町1丁目1-1
- 電話番号:027-220-1600
- 営業時間:11:30〜14:30、17:00〜20:30
- 定休日:第2・第4月曜日
- 駐車場:群馬県庁駐車場利用
- 公式HP:【http://www.swanweb.co.jp/restaurant/voler/】