【ラーメン好きなら知らない人はいない】
粉もん文化の大阪にやってきた。
大阪とくれば、たこ焼き、お好み焼き、串カツ、どて焼き等のいわば「コテコテ」の定番を食べたくなる。
しかしながらぐんぐるは、自称ラーメン愛好家。
せっかく訪れた土地の絶品ラーメンを食べないという選択肢は無い。
ということで、やってきたのは大阪駅。
大阪駅のある梅田は、何度来ても都会の摩天楼という感じで、そわそわする。
大阪駅には駅ビルが何個か併設しているが、その中の一つである「ルクア」へ。
今日用事があるのは、そこの地下2階だ。
ここまで話すと、わかる人には今日の目的地がもう分かっているだろう。
そう、それがこちら。
『人類みな麺類 premium』
大阪の淀川にある西中島南方に本店を構える、あまりにも有名すぎる超名店。
その味が、梅田の、大阪駅のビルで食べられるということで連日行列を作りまくるお店だ。
訪れたのは、Openする11時の30分前程。
この時点でお店の前はもちろん、離れた場所(エスカレーター付近)まで行列が伸びていた。
何はともあれ、あまり待たずにココのラーメンを食べたいならOpenダッシュを狙うべき。
店内へ。
偉人たちがラーメン片手にニンマリしている絵が並び、なんかこう独特の雰囲気。笑
このあたりのユーモアは、やはり「大阪」らしさを感じる。
よく見ると、照明もおしゃれなこんな感じ。
この照明の形、よく覚えていてほしい。
後ほど登場して驚くことになった。
あ、よく見ると壁にかかるモナリザも同じ球状の容器を抱えてニンマリ。
うーむ、気になる。
【メニュー】
メニューはこんな感じ。
ラーメンも数種類あるので、どれにするか結構悩む。
初めはやはり原点か、、それとも人気No.1のmacroか、、
「あなたのインスピレーションやイマジネーションを抑えてはならない。模範の奴隷になるな。」
【せっかくなら最上級を】
どのラーメンにするか悩んだ挙句、ぐんぐるは最上級のラーメンに手を出した。
インコントロ@1,880円
ラーメン一杯で驚きの価格。
まさにプレミアムな一杯だ。
そしてこの形、先ほど出てきたアレだ。
横から見ると完全に球体。
うーむ、ラーメンの丼にはどう見ても見えない。
察しの良い方は、既に気づいているかもしれないが実はこの丼、二層になっているのだ。
まずは上の方をぱかっと。
こちらは、「D-麺」。
ポンテベッキオ山根シェフ監修のラーメンである。
イタリアン最高峰のシェフが繰り出す渾身のラーメンであるとのことだ。
お肉、もやし、ネギにジェノベーゼソースがかかっている斬新なまぜそば。
さすがはイタリアンの巨匠という感じ。
しっかり混ぜ合わせて食べる。
なるほど、パスタに寄せすぎずしっかりラーメン感もある中でジェノベーゼの存在感も生きている。
細めの面でパツパツと歯切れが良いのは、パスタ麺を彷彿とさせる。
パスタでもラーメンでもない、まさにD-麺だ。
そしてこちらが2段目。
人類みな麺類の原点となる醤油ラーメン、その名も「らーめん原点」。
鰹をふんだんに使用した香味油に醤油独自の甘味を活かした懐かしいラーメン。
厚切りのチャーシューは、ぶりんぶりん、ほろほろで柔らかくて最高。
厚切りが苦手な方は、薄切り+玉子にも変更できる。
そして中太の全粒粉入り麺。
どちらかと言うと柔らかめに仕上がっているが、小麦の弾力というのだろうか、もちっとしっかり存在をアピールしてくれるので絶妙な麺となっている。
甘味を感じる醤油スープ。
魚介系でしっかりとダシを取っているので、奥深くコクのある仕上がり。
塩味も控えめなので、喉も渇かず飲み干すのも容易だった。
ちなみに「インコントロ」を注文すると、替え玉(半玉)が無料となる。
最後の最後まで楽しみたくて、お腹は満腹だけどついつい替え玉も完食。
【まとめ】
最上級のインコントロは、とんでもない完成度だった。
器、スープ、麺、具材、どこをとっても一級品であり、人気店として納得のいく品を提供していただいた。
大阪に立ち寄る方は絶対に味わってほしいラーメンだ。
【アクセス】
【基本情報】
- 住所:大阪府大阪市北区梅田3丁目1-3 ルクア大阪 地下2階
- 電話番号:066-131-8840
- 営業時間:11:00〜23:00
- 定休日:無し
- 公式HP:【https://www.unchi-co.com/】