なぜ今、麦茶なのか。
こんにちは、ぐんぐるです。
トップYouTuberの HIKAKIN が発表した新商品「ONICHA(オニチャ)」は、その一点だけで議論を呼んでいます。
ぐんぐるもこの一連の賑わいには、注目しており気になるポイントが多々あったので、備忘的にもまとめてみたい。
まずONICHA。ラーメンで社会現象を起こした「みそきん」の次が、よりによって麦茶。この選択には明確な意図がある。
本記事では、ONICHAの基本情報から発売日・販売店、そして“売れるのか”という本質的な問いまで、事実と分析の両面から整理する。
- なぜ今、麦茶なのか。
- ONICHAとは?HIKAKINの新商品をわかりやすく解説
- 発表前から仕込まれていた異例のプロモーション|無音ライブが生んだ“考察”
- ONICHAの発売日はいつ?どこで買える?
- ONICHAはなぜ麦茶?HIKAKINの戦略が変わった理由
- みそきんとの違い|“売れ方”はまったく別物になる
- ONICHAは売れるのか?3つの根拠
- 懸念点|ヒットの裏で見える3つのリスク
- ぐんぐる的考察|この商品はどこで勝負が決まるか
- 結論|ONICHAは“売れる”が、試されるのはその先
ONICHAとは?HIKAKINの新商品をわかりやすく解説

ONICHAは、HIKAKINがプロデュースするペットボトル麦茶だ。
ただの飲料ではなく、「体験」を組み込んだ商品として設計されている点が特徴となっている。

パッケージには鬼をモチーフにしたキャラクターが採用され、さらにラベル内にはランダムで結果が変わる“おみくじ要素”が仕込まれている。

飲み終えるまでの時間そのものを楽しませる構造だ。
ここで重要なのは、味だけで勝負していないという点にある。
ONICHAは最初から“コンテンツとして売る前提”で作られている。
発表前から仕込まれていた異例のプロモーション|無音ライブが生んだ“考察”

今回のONICHAで見逃せないのが、発表前の動きだ。
HIKAKIN は、真っ暗な画面や海の映像を映し続ける長時間の無音ライブを実施し、あえて情報を出さない状態を作った。
この“意味の分からなさ”が逆に機能し、視聴者の間で考察が拡散。商品発表前から関心が高まっていった。
情報を与えるのではなく、想像させることで話題を生む。ONICHAは発売前からすでに「参加型のコンテンツ」として動き出していたと言える。
(賛否両論はあるが、、)
ONICHAの発売日はいつ?どこで買える?

現時点で判明している基本情報を整理する。
- 商品名:ONICHA(オニチャ)
- ジャンル:麦茶飲料
- 内容量:600ml
- 原料:大麦(六条・二条)
- 希望小売価格:138円
- 発売日:2026年4月21日
- 販売店:全国のセブン-イレブン
また、発売前の4月19日には都内で先行イベントも予定されており、無料配布が実施される見込みだ。
この時点で、単なる商品発売ではなく“イベント化”されていることが分かる。
ONICHAはなぜ麦茶?HIKAKINの戦略が変わった理由
今回の最大の論点はここにある。

なぜラーメンの次が麦茶なのか。
結論から言えば、「日常に入り込むため」。
ラーメンは特別な食事だが、麦茶は生活の中に常にある。
つまり、
- みそきん=非日常のヒット商品
- ONICHA=日常に定着させる商品
という役割の違いがある。

さらに、麦茶はカフェインを含まず、子どもから大人まで安心して飲める。
この点からも、ターゲットが「ファン」から「家庭」へと広がっていることが読み取れる。
みそきんとの違い|“売れ方”はまったく別物になる

「ONICHAもすぐ売り切れるのか?」という疑問は多い。
ただし、構造的には同じ展開にはなりにくいと思う。
みそきんは供給量の少なさによって希少価値が生まれ、“買えないこと”自体が話題になりました。
一方でONICHAは飲料であり、継続供給が前提となる。
そのため、いわゆる「バズり」のスピード感が変わるとぐんぐるは予測する。
- みそきん:瞬間的に爆発する
- ONICHA:じわじわ広がる
みたいなイメージ。
さらに、おみくじ要素によって“もう1本買う理由”が設計されている。
単発消費で終わりやすい食品の弱点を補う仕組みであろう。
ONICHAは売れるのか?3つの根拠
結論として、短期的にはかなり高い確率で売れると思う。
理由はシンプル。
1.まず、HIKAKINというブランド自体が食品と極めて相性が良い。
信頼性が高く、炎上リスクも低いため、「とりあえず買ってみる」という心理が働きやすい
2. 次に、販路が強い。
全国のセブン-イレブンで展開されることで、入手難易度が大きく下がる。
これは拡散力に直結する。
3.そして最後に、日常消費との相性。
飲料は繰り返し購入されるため、ヒットすれば長期的な売上につながる。
懸念点|ヒットの裏で見える3つのリスク
ただし、この商品には明確な弱点もあると思う。
1.なによりもまず、麦茶は味の差別化が難しいジャンルだ。
極端な違いを出しにくく、最終的には“どれでも同じ”と認識されやすい。
(細かく言うと、香ばしさとか粉感?とか違いはあるのだと思うけど、それを世間の購入者がどこまで感じ取るか)
2.次に、バズ依存の問題。
初動は確実に伸びるが、その後も売れ続けるかは別の話になる。いわゆる麦茶でリピーターを獲得し続けることの難しさは絶対にあると思う。
3.そして、みそきんの成功による期待値の高さ。
「またすぐ売り切れるのでは」という先入観が、逆に評価を歪める可能性もある。
ぐんぐる的考察|この商品はどこで勝負が決まるか
ここからは実際に気になるポイントを整理しておきたい。
まず供給について。
飲料である以上、みそきんのような極端な品薄は基本的に避けるはずだ。
むしろ全国で安定して買える状態を作ることが、この商品の価値になる。
ただし発売直後に限っては、一時的な品薄は起きる可能性が高い。
次に味の差別化。
麦茶というジャンルは、どうしても大きな違いを感じにくい。
ここで重要になるのは味そのものではなく、「選ぶ理由の設計」になる。
ONICHAはそこを体験やブランドで補おうとしているが、それがどこまで機能するかが分岐点になる。
そしてリピーター。
この商品が本当に成功するかどうかは、ここで決まる。
初回購入はほぼ間違いなく伸びる。
問題は、2回目以降に選ばれるかどうかだ。
日常の中で“なんとなくこれを手に取る”状態を作れるか。
ここまで到達すれば、単なる話題商品では終わらない。
結論|ONICHAは“売れる”が、試されるのはその先

ONICHAは、企画として非常に完成度が高い。
短期的なヒットはほぼ確実と言っていい。
ただし、本当の勝負はそこではない。
麦茶という最も競争が激しく、差別化が難しい市場で、どこまで定着できるか。
ここを突破できれば、インフルエンサー発の商品としては異例の長期ブランドになる可能性がある。
逆に言えば、そこを超えられなければ「よくできた話題作」で終わる。
HIKAKINが「日本を変える」とまで、豪語したONICHA。
一過性のトレンドで終わらせるはずはない。そう信じて。
ONICHAは今、“話題で終わるか、定番になるか”の分岐点に立っている。#鬼茶